御声に聞き従う
パウロ秋元牧師（主の十字架クリスチャンセンター東京アンテオケ教会牧師）の「御声に聞き従う」、「御声に聞き従う 第２章」の読後感想です。
人間は、神様の声に聞き従うことを求められますが、神様は人の声を聞いて下さらないことが多く、信仰とは、神様による一種の虐待（ネグレクト）ではないと感じることがあります。
御声に聞き従う
もしおそくなっても それを待て それは必ず来る 遅れることはない。（たとえ、遅くなっても、待っておれ。それは必ず来る、遅れることはない）。
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。：ハバクク書２章３節）
・神は、私たちに、預言、夢、幻、天使、人を通して、語られる。
神に聞き従う時に、私たちは、神の祝福を受ける。
本当に神が語られたのか、吟味しないと、「神に聞き従う」ことは、非常に危険である。神も悪魔も、自分に従えと人間に命じる。
神が語られたか聞き従う時のポイントは、心に平安が来るか、不安が生じるかで、見極める。祈って平安が来ない時は、神がストップをかけていることがある。
神の語りかけを聞ける「霊の耳」が人間にはある。
私たちの思いの中への語りかけは、神からの思い、自分の思い、サタンからの思い、の３通りがあるので、十分に吟味して神からの語りかけなのか、確認する必要がある。
人間間では、しつこい人は嫌われる。しかし、神の約束や神に従うことにおいてはしつこくなければならない。しつこく祈ることは大切。
窮地に陥った時に、神の言葉に従うと、大奇跡が起こり、主の栄光が現わされる。
神は、弱い者、失敗続きの者を、御選びになる。
他の霊からの語りかけを、神からのものだと思い込んでしまう信者もいる。
神から試しを受けることも、多い。
神に従い始めると、必ず試しを受け、従うことを途中で止めてしまう人が多い。主の示しが成就されるには、最後まで従い通す必要がある。途中で止めることは、むしろ、最初から従わなかった時より、マイナスの場合が多い。
神はすべてのことを変えて、益として下さる。
私たちは、自分の力で神に従おうとする時、限界がある。手をひっぱってもらったり、抱っこしてもらう必要がある。
自分の力でなく、神の力によって従うことを学ぶ必要がある。
「私はあなたに従う力がありません。主よ、私を助け、御心を行わせて下さい。」
御声に聞き従う 第２章
パウロ秋元牧師のような特殊な人だけでなく、普通の信者も、神の声を聞くことが出来る。
聞き従うことで、自分の計画でなく、神の計画の人生に入って行く。
タクシーのように、神と言う上手い運転手に導いて貰えば、早く、目的地に到着出来る。
祈りが神の語りかけを聞く鍵。
霊との戦いはとても危険で、返り討ちに合うことがある（大事故、大怪我をしてしまうことがある）。
祈りの中で、事故が起こることを、事前に示される。
聞き従わなくても呪われるわけでないし、それなりの祝福がある。聞き従えば、より、祝福される。
主は、夢を通して語られる。しかし、夢は潜在意識の表れの時がある。夢は悪霊や他の霊によることがある。悪霊は、予知能力を持つ。
パウロ秋元牧師は、サタンや悪霊の言葉を聞いたことがある。天使の声を聞いたことはない。
主は必ず答えて下さる。主は必ず示して下さり、必ず導いて下さる。
主が働かれる時、止めることが出来る者はいない。
サタンの頭のルシファーでさえ、神の働きを止めることは出来ない。
引用文献
・日本聖書協会の新共同訳聖書
・日本聖書刊行会の新改訳聖書
・J-ばいぶる 1st 2000 CD-ROM、日本コンピューター聖書研究会（いのちのことば社）．
・J-ばいぶる 2nd for Win Ver.2.0 CD-ROM、日本コンピューター聖書研究会（いのちのことば社）．
・J-ばいぶる 3rd for Win CD-ROM、日本コンピューター聖書研究会（いのちのことば社）．
・パウロ秋元：御声に聞き従う、有限会社 雲の間にある虹出版、２０１１年１１月１日 初版第１刷発行．
・パウロ秋元：御声に聞き従う 第２章、有限会社 雲の間にある虹出版、１９９７年１１月１日 初版第１刷発行、 第２版第１刷発行．
・ジョージ・ミューラー 著作：祈りの力、マルコーシュ翻訳委員会 翻訳、マルコーシュ・パブリケーション、１９９３年１０月１５日発行 、ISBN4-87207-125-C0016．